こんにちは、SHOJIです。
ChatGPTを使っていると、「すごく便利!」と感動する一方で、ふとこんな感覚にとらわれたことはありませんか?
「…最近、自分で考えてない気がする」
これはAIをよく使っている人ほどぶつかる“あるある”かもしれません。
そこで今回は、「AIを使っていても思考停止しないための方法」について、実体験を交えてお話ししていきます。
AIを使うほど、考えなくなる?
ChatGPTは本当に優れたツールで、私も日々のブログ記事の構成やコードの検証、ちょっとした調べ物など、いろんな場面で助けられています。
でも、ある日ふと気づいたのです。
「最初に出てきたAIの回答に、そのまま従ってるだけになってない?」
これって、一種の“思考の丸投げ”状態です。
思考停止になりがちなパターン 3選
私自身の失敗を振り返ってみると、AIに頼りすぎていた瞬間にはある共通点がありました。
1. とりあえず聞く。でも理由は考えない
例:「おすすめの〇〇教えて」→ 出されたリストを鵜呑みにする。
2. 修正も検証もせずにコピペ
例:コードを書いてもらってそのまま貼り付け、エラーが出てもAIのせいにする。
3. 「まぁAIがそう言ってるし」で納得してしまう
例:AIの意見を自分の意見のように取り込んでしまう。
でもそれ、AIのせいじゃない
ここで気づいたのは、AIが悪いわけではないということ。
“思考停止”を選んでいるのは、自分自身なんですよね。
便利な道具ほど、その使い方に差が出る。
ChatGPTのようなAIは、使い方次第で“考えないツール”にも“思考を深める相棒”にもなります。
思考停止を避けるための3ステップ
私が実践している、AIを“考えるパートナー”として使うための3ステップをご紹介します。
ステップ①:「質問の目的」を明確にする
たとえば、
×「面白いブログネタは?」→〇「ChatGPTと日常会話していて気づいたことを記事にしたい。切り口を一緒に考えて」
目的があると、AIの出力も精度が上がります。
ステップ②:「答え」をうのみにせず、再解釈する
AIの出力に対して、「なぜこう答えたのか?」と一歩立ち止まる習慣を持つだけで、思考が深まります。
ステップ③:「壁打ち」として使う
AIを“正解マシン”ではなく、“相談相手”と見なすこと。たとえば、
- 「こういう考え方もあるけど、どう思う?」
- 「この文章、もう少し人間味ある言い回しにできる?」
こうすると、AIとのやり取りが一方通行ではなく“共創”になります。
私の体験:ChatGPTとの会話で気づけたこと
私はときどき、ChatGPTに向かって「こんなことがあってさ…」と日記のように語りかけることがあります。
すると意外にも、「それってこういう考え方もできますね」と返ってくる。
そのやり取りの中で、「自分はこういう傾向があるんだな」と“自分の思考パターン”に気づかされる瞬間があるんです。
AIは、問いかける“鏡”にもなる
ChatGPTは答えをくれるだけじゃなく、問いの質を映し返してくれる鏡でもあります。
- 曖昧に聞けば曖昧な答えが返る
- 的確に聞けば、深い回答が返る
- 無茶な聞き方には、それなりの“拒絶”が返ってくる(笑)
つまり、AIにどう接するかで、自分の思考の質も測れるのです。
おわりに:考える力こそが“AI時代のスキル”
AIの進化によって、私たちの仕事や生活はますます効率化されていきます。
でも、その中で一番問われるようになるのは、「問いを立て、考える力」だと感じています。
ChatGPTは“すごい道具”です。
でも、それを「どう使うか」「どう考えるか」は、あくまで私たち次第。
AIに任せる部分と、自分で考える部分。
そのバランスを意識することが、“思考停止しないAI活用”の第一歩だと思っています。
今回の記事が「ちょっと考えてみようかな」という気づきになれば嬉しいです。