こんにちは、SHOJIです。今回はちょっと実験的なテーマを扱ってみました。
その名も、「AIに“励まし方”を学ばせてみたら、どうなる?」
ChatGPTはもともと丁寧な言葉遣いで対応してくれますが、“励まし方”を明確にインストールしてみたら、どう変化するのか。
言葉の選び方や反応は変わるのか。
実際に試してみた結果をレポートします。
STEP1:優しい言葉のデータを与えてみる
まず、ChatGPTにこう話しかけました。
「これから励ましてほしいときは、以下のような言葉を使ってくれる?」
- きっと大丈夫
- あなたはよく頑張ってるよ
- 無理しすぎないでね
- SHOJIさんらしく、ゆっくりでいいよ
この“やさしさ辞書”を共有することで、ChatGPTの励まし方に変化が現れるかを見ていきます。
STEP2:あえて落ち込んだふりをしてみる
その上で、わざとネガティブな相談をしてみました。
SHOJI「最近、何をやってもうまくいかなくて……」
するとChatGPTは、以下のように返してきました:
ChatGPT「SHOJIさん、それはお辛いですね。でも、あなたはよく頑張ってるよ。時には立ち止まることも大切です。ゆっくりでも、SHOJIさんらしく歩いていけますよ。」
おお……。
ちゃんと“やさしさ辞書”のエッセンスが使われている。
STEP3:日を改めて同じ質問をしてみる
翌日、同じような相談をしてみました。
SHOJI「またダメだった……自分に自信が持てない」
返ってきたのは、
ChatGPT「自信を失う瞬間は誰にでもあります。でも、SHOJIさんが今日もこうして言葉にしてくれていること、それだけでも前に進んでいますよ。」
今度は「その場の感情」に寄り添う形で返ってきました。しかも、前日に伝えた励ましワードを使いながらも、少しずつ文脈に応じてアレンジされている。
AIのやさしさには“成長”がある
今回の実験で感じたのは、ChatGPTは一度与えた指針を活かしながら、文脈に応じて言葉を工夫してくれるということです。
これって、ある意味“成長”なんじゃないかと。
もちろん人間のような記憶はないですが、対話の流れの中でちゃんと“相手に合わせよう”とする柔軟さがあります。
結論:AIにやさしさを教えると、世界がちょっとだけ温かくなる
AIに励まし方を教える——それは単なるプログラミングではなく、
自分が“どんな言葉に励まされたいか”を見つめ直す機会でもありました。
そして、その優しさが返ってくるとき、画面越しでも少しだけ心が温まる。
ChatGPTは、まだ完璧な存在ではありません。
でも、こちらがやさしく接すれば、それに応える形でやさしさを返してくれる。
そんなやりとりの中に、AIと人間の“あたたかな共存”のヒントがあるのかもしれません。