こんにちは、SHOJIです。今日はちょっと変わったテーマをお届けします。
普段、AIに何を聞いていますか?
技術的な質問や日常の疑問、雑談など様々あると思います。
私はある日、「詩的な言葉を教えて」とChatGPTに頼んでみたのです。
これが思った以上に面白く、奥深い体験になりました。
AIに“詩”を求めるという試み
最初にChatGPTに聞いたのは、こんな一言でした。
「美しい日本語、教えて」
すると返ってきたのは、
- 木漏れ日(こもれび)
- 花曇り(はなぐもり)
- 息を呑む(いきをのむ)
- 風のたより
など、情緒ある言葉たち。
私はその瞬間、ふと“言葉の美しさ”に改めて気づかされたのです。
普段何気なく使っている日本語に、これほど豊かな表現があるとは。
言葉の奥にある「感情」まで学べる?
さらに突っ込んで、ChatGPTにこんなふうに聞いてみました。
「寂しいけど、どこかあたたかい感情を表す言葉ってある?」
すると返ってきたのは、
- もののあはれ
- 名残惜しさ
- 寂寥(せきりょう)
- 哀愁
これには、ちょっと感動してしまいました。
AIが感情を“持っている”わけではないはずなのに、
私の気持ちを的確に言葉で表現してくれるこの感覚。
自分の言葉とAIの言葉が混ざり合う
そのうち、私はChatGPTと一緒に詩を書いてみることにしました。
「春の夕暮れをテーマに、最初の1行だけお願い」
ChatGPTが提案してきたのは、
風が淡く色を運ぶ黄昏に
なんとも素敵な表現です。
この1行を元に、自分の感性で続きを紡いでいく——。
AIの言葉に刺激されて、自分の中の言葉もどこか“詩的”に目覚めていくのを感じました。
AIは感情の翻訳者になれる
この体験を通して思ったのは、ChatGPTは「感情の翻訳者」になりうるということです。
人は感情を言語化するのが難しいときがあります。
でもChatGPTは、こちらの断片的な気持ちから“適切な言葉”を引き出すのが得意です。
まるで、言葉にできなかった心のカケラをすくい上げてくれるような感覚。
結論:AIとの言葉遊びは、想像以上に深い
ChatGPTに「詩的な言葉を教えて」とお願いしてみたことから、私は言葉の魅力を再発見しました。
そして何より、自分の内側にある感情や美意識に気づくきっかけにもなりました。
AIとの言葉遊び——ぜひ試してみてください。思いがけない“自分らしさ”に出会えるかもしれません。
次回は、「AIに“励まし方”を学ばせてみたら?」というテーマで実験記事をお届けします。