AI時代の「コメント返信ルール」──炎上を避けるために考えたこと


はじめに:「コメント返信」こそ、地雷原?

こんにちは、SHOJIです。

ブログやSNSを運営していて、いちばん気を使うのが「コメントへの返信」。ポジティブなコメントはもちろん嬉しい。でも、ときにはちょっとした言葉のズレやタイミングで、誤解や炎上につながることもありますよね。

最近ではAIを使った返信補助ツールも登場しつつあり、「自動で対応できるんじゃないか?」という声もあります。

……でも、“炎上しない返信”って、AIにまかせていいの?

今回は私が実際に経験したヒヤリとした場面や、ChatGPTとのやりとりを通じて学んだ「AI時代のコメント返信ルール」についてお話します。


1. コメント返信でやらかしかけた体験

ある日、私のブログにこんなコメントが来ました。

「この機能、すでに他のツールにありますよ?」

事実としては間違ってない。でも、ちょっとトゲのある言い方。

私は反射的に「ありがとうございます。ただ、このツールでは〇〇に特化してまして……」と返信。

……が、それに対して、

「いや、だからそれも他のツールでもできるって言ってるんですよ(笑)」

と返され、地味にヒートアップしそうな流れに。ここで私はChatGPTに相談してみました。


2. ChatGPTが教えてくれた“冷静な言い換え”

ChatGPTに当時のやり取りをコピペして、

「このコメントにどう返信すれば、穏やかに済みそう?」

と聞いてみると、返ってきたのはこんな提案でした:

「ご指摘ありがとうございます。確かに類似機能も多く存在していますね。今回ご紹介したのは、初心者にも扱いやすい点を重視したものでした。ご参考になれば幸いです。」

……うん、完璧な“大人対応”

ポイントは:

  • 相手の主張を一度受け止める

  • 自分の意図を「補足」する形で出す

  • 対立姿勢を見せない

このやり方は、まさに「人としての美学」をAIが学習して返してきたような感じがして驚きました。


3. コメント返信ルール:なりの3原則

AIの助けを借りつつ、私がいま実践している“返信ルール”をまとめるとこうなります:

(1)すぐ返さない

とくに感情がザワついたときは「1日寝かせる」。これ、すごく大事。

(2)受け入れ→補足の構文を使う

いきなり否定から入らない。まず「なるほど」と一言、そこから自分の補足へ。

(3)「です・ます」+柔らかい語尾で締める

「〜かと思います」「〜かもしれません」など、断定を避ける文体が吉。


4. AI返信の活用法──“提案”として使う

AIを使った返信は、今後ますます普及すると思います。ただし、私の結論としては:

AIは“返信のドラフト”には使えるが、“そのまま投稿”は危ない

特に、日本語は語尾のニュアンスが繊細。AIは意図せず強く聞こえる言い回しを選ぶこともあります。

そこで私がやっているのは:

  1. ChatGPTに「返信案を3つ出して」と頼む

  2. それを読んで“自分の言葉に書き換える”

  3. 最終チェックは声に出して読む(冷静さの確認)

これだけで、返信ミスはだいぶ減りました。