はじめに:執筆者あるある──“読み返す時間がない”
こんにちは、SHOJIです。ブログを書いていると、どうしても「誤字脱字チェック」「表現の違和感直し」「構成の見直し」に時間がかかりますよね。
僕自身、記事を仕上げるたびに「これ、ちゃんと読めるかな……」と不安になりながら何度も見返していました。とはいえ、公開したい記事はたくさんあるし、時間は限られている。
そんなときに出会ったのが、AI校正ツール。試してみたら……正直、もっと早く使えばよかった!と感じるほど、作業効率が大きく変わりました。
今回は、僕が実際に導入してみた校正AIの活用法と、その効果、そして注意点まで含めてお伝えします。
導入のきっかけ:「校正だけ頼めるAI」が欲しかった
ChatGPTを使い始めてしばらく経った頃、「アイデアを出すのは得意だけど、文の細かい修正には向いてないかも」と感じるようになりました。
そこで探し始めたのが、“日本語に特化した校正支援ツール”。候補として挙がったのは:
文賢(ぶんけん):プロ編集者監修のクラウド型校正ツール
Shodo:構成・文法・表現を3軸で自動チェック
Grammarly + DeepL Write:英語も視野に入れる場合の組み合わせ(※日本語はやや弱め)
僕はまず「Shodo」と「文賢」を実際に試用してみました。
使用レポート:「Shodo」が導入決定の決め手に
Shodoを選んだ理由は、3つの観点でフィードバックがもらえる点でした:
構成の論理性:「段落のつながりが不自然」「導入に目的が見えない」など、全体の構造を指摘してくれる
文法・表記の統一:「ら抜き言葉」「重複表現」などがピンポイントで見える
文章のわかりやすさ:「主語と述語の対応」「主張がぼやけている」など
また、UIもとても使いやすくて、表示された改善ポイントをクリックするとすぐ該当箇所にジャンプできるのも便利でした。
実際、記事1本あたり10分以上の校正作業が5分未満に短縮され、しかも完成度も向上。これは大きかったです。
使ってわかった、AI校正の“良いところ”と“惜しいところ”
◎ 良いところ
人間より疲れない:何十本でも集中力が変わらないのがすごい
客観的な視点:自分が見逃すクセを確実に拾ってくれる
テンポが速い:指摘の表示が一瞬、作業のテンポが崩れない
△ 惜しいところ
文脈を読み違えることがある:とくに比喩や感情的な表現にはやや弱い
表現を平坦にしがち:「味のある文章」が削がれる危険も
100%任せると不自然になることも:必ず最終チェックは人間の目で!
つまり、補助としてのAI校正は最強。でも、最終判断は自分が持つべきということですね。
活用の流れ:僕の「校正フロー」大公開
現在、僕が記事を投稿する前にやっている校正フローはこうです:
ChatGPTでアイデアを固める
Shodoに下書きを放り込む
構成・文法チェックを一括で受ける
気になる表現だけは自分で直す
公開前に声に出して読み返す(大事!)
この「AI+人力」の二重チェックが、いちばん納得できる仕上がりになります。
おわりに:執筆者の“影の時短兵器”としてのAI
AIに文章を「書かせる」だけでなく、「整える」という使い方。実はこの校正分野こそ、最も実用性が高く、誰でもすぐに取り入れられるAI活用法なのではと思います。
もちろん、最終的に文章のトーンやメッセージを整えるのは自分自身。でも、下準備やチェックをAIに任せることで、余裕や客観性を持って執筆に向き合えるようになるのは間違いありません。
「なんとなく不安で3回も読み直してた」あの時間が、今ではぐっと短くなりました。
あなたのブログ運営にも、きっとAI校正は役立つはず。
もしまだ試したことがないなら、ぜひ一度取り入れてみてください!