はじめに:「記事が尽きない」仕組みを作れないか?
ブログ運営を続けていると、ふと感じる不安があります。
「次に何を書けばいいのか、もうネタが尽きてきたかも……」
そんなときに考えたいのが“ストック型コンテンツ”──つまり、一度作れば長期間検索される、時事性に左右されない「資産になる記事」です。
今回は、ChatGPTに「ブログの未来を考えるパートナー」として協力してもらい、ストック型企画を一緒に設計してみた体験を紹介します。
体験談:ChatGPTに「ネタが尽きそう」と相談してみた
まずは、素直にこう打ち明けました。
「ブログでネタ切れしそうなので、時事に左右されない企画が欲しいです」
するとChatGPTは、まるで編集者のように、こんな方向性を提案してくれました:
読者の悩みをベースにした「問題解決型」記事
毎回同じフォーマットで進められる「シリーズ型」記事
過去記事を再利用する「リライト・比較」企画
これらの切り口は、すべて“更新性に頼らない”=ストック型に向いたものでした。
ChatGPTが提案してくれた企画例
その後、さらに具体的に深掘りすると、こんなアイデアが次々に出てきました:
1. 「ChatGPT活用Tips」シリーズ
ChatGPTを日常で使っている事例を週1で紹介
例:「旅行プランを立ててもらった話」「誕生日メッセージをAIに考えてもらった」
2. 「○○って何?」基礎解説シリーズ
毎回ひとつの用語を深堀りする形式
例:「LLMって何?」「プロンプトってなぜ重要?」
3. 「〇〇とChatGPTの付き合い方」比較型シリーズ
テーマや職種別でAIの使い方を検討
例:「ブロガーとChatGPT」「大学生とChatGPT」「子育て世代とChatGPT」
どれも構成テンプレートを流用できるので、書く側の負担も軽く、自然と記事が“積み上がる”仕組みになっていきそうだと感じました。
考察:ChatGPTは“企画の壁打ち相手”にぴったり
このやりとりで強く感じたのは、
「ChatGPTは“内容”よりも“構造”を整えてくれる」
ということです。
アイデアの粒度を調整してくれる
シリーズ化できるような型を見つけてくれる
ネタが“迷子にならない”ように分類してくれる
「なんかモヤっとしてるけど、まだカタチになってない」という状態でも、ChatGPTにぶつけてみると、言語化・構造化してくれます。まさに壁打ち相手です。
ノウハウ:「ストック型ネタ」をAIと作るときのコツ
1. 「時事性を避けたい」と明言する
ChatGPTは最新トレンドも出してきがちなので、意図を先に伝えておくと精度が上がる
2. 「シリーズにできるような型」を優先して探る
「フォーマットを固定したい」と伝えると、書き手の負担を減らす提案が出てきやすい
3. 過去記事とのつながりをヒントにする
「この前の記事の続編っぽい内容を考えて」と頼むと、既存の資産が活きてくる
おわりに:「一緒に育てていくブログ」という発想
ストック型コンテンツとは、単なる“長生きする記事”ではなく、
「自分と読者のために、積み重なっていく知識や気づきの貯金」
だと、私は考えています。
ChatGPTに相談しながら記事構成を考えることで、ブログが“孤独な作業”ではなく、“誰かと育てていく対話”になった感覚がありました。
これからも私は、「ネタを考えること」に悩んだときこそ、ChatGPTというパートナーと対話を重ねながら、“積み上がっていくコンテンツ”を目指していこうと思います。