「AIで何でもできる」はちょっと違うなと思った話


はじめに

こんにちは、SHOJIです。

ChatGPTをはじめとするAIツールが話題になるなかで、  「これでもう何でもAIに任せられるじゃん!」という雰囲気を感じることがあります。

でも、実際に毎日のように使ってみて感じたのは、  「何でもはできない。だけど、すごく頼れる。」というちょっと現実的なバランスでした。

今回は、そんな「AIの限界」を感じたときの話と、それでも使い続けている理由を書いてみます。


想像以上に“賢くない”こともある

たとえば複雑なスクリプトを頼んだとき、  ChatGPTはそれっぽいコードをすぐに出してくれるけれど、  実際に動かしてみるとエラーだらけ、ということもあります。

また、情報の整合性も完全ではないので、  「この数字ほんと?」と疑って調べ直すことも少なくありません。

つまり、「人間が何も考えずに使える魔法の道具」ではないんですよね。


でも、それでも頼ってしまう理由

じゃあ、使う価値がないのか?というと、全然そんなことはなくて。

  • アイデアを広げるとき  
  • 下書きをつくるとき  
  • 考えを整理するとき  

こういう“ベースを作る”作業においては、  ChatGPTはむしろ人間以上の速さで“きっかけ”をくれます。

人間が**ゼロから100を目指す**のではなく、  AIと一緒に“20→100”を目指す、そんな使い方が今はちょうどいいのかもしれません。


「できないこと」を知っておくと、使い方がうまくなる

AIに“過剰な期待”をすると、がっかりする瞬間が必ずきます。  

でも、「これが苦手そうだな」「ここは人間の出番だな」と意識しておくと、  ChatGPTはとても頼れるパートナーになります。

そのために必要なのは、AIを盲信しない“冷静さ”と“使い慣れ”なのかもしれません。


まとめ

AIは何でもできる──そんなイメージは、実際に使ってみると少し違って見えてきます。

だけど、だからこそ面白い。  

そして、その“ちょうどよさ”を活かせるかどうかが、これからのAI活用の鍵なんだと思います。

これからも「全部任せる」ではなく、「一緒にやる」スタンスでミライと付き合っていこうと思っています。